絶縁測定・漏電検査

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とある賃貸住宅のブレーカがトリップし、電気が全く使えない とのご依頼が来ました。

早速、抵抗計で測定してみるとどの回路も絶縁抵抗が0Ω… 短絡状態です。
原因はすぐ分かりました。分岐回路の銅バーのところで虫が丸焦げになっており、それが短絡の原因になっていました。

たまに同じような事例がありますが、冗談抜きで火災寸前です。短絡時に発生した火花が簡単に周りの埃などに引火します。特に今回の様に25年以上前の分電盤だと漏電遮断器・分岐遮断器が劣化しており作動しない(異常状態でも電気が流れ続ける)場合がございます。

賃貸等ではお客様自身だけでは判断できない場合がありますが、その場合は大家様に現状を説明し分電盤の取り替え、定期的な検査、メンテナンスをオススメします。

※お客様自身で分電盤内の掃除、点検などは絶対にしないで下さい。感電、火災の原因になります。